7月27日(日)は、心温まるパラサーフィン体験会を開催しました。
今年は、パワーリフティングでパラリンピック3大会出場の三浦選手が新たにサーフィンに挑戦!その勇気と挑戦する姿に、私たちも大きな刺激を受けました。
また、昨年初めてサーフィンを体験してくれたリョウくんが、今回は親御さんの付き添いなしで一人で来てくれました。その成長した姿に胸が熱くなりました。そして、ブラインドのユウダイくんは、五感を超える感覚で波を感じているようで、そのライディングは私たちに「波に乗ることそのもの」について深く考えさせてくれるものでした。
パラサーフィンが教えてくれる、共生のヒント
個人的に、体験会後に行われた参加者の皆様との議論も非常に興味深い時間でした。イベントを主催してくださっている室谷先生、選手の皆さん、そして付き添いサポートされている方々、それぞれの立場からの意見交換は、本当に有意義な時間となりました。
その中で特に考えさせられたのは、「障害があることを特別扱いしないこと」と「自然と助け合う風土」が矛盾しない、という点です。
これは一般社会にも通じることだと感じます。例えば、道で倒れている人がいる時に手を貸さないのは「特別扱いしていない」ことなのか。実際に疲労困憊のリョウくんが目の前でそのような場面がありました。この場合は手を貸さないことでした。深く考えさせられました。
結局のところ、大切なのは一人ひとりに寄り添うことなのかもしれません。
パラサーフィンを通して、サーフィンの楽しさだけでなく、人としてのあり方や、より良い共生社会について改めて考えるきっかけをいただきました。 ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。





